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まったりまったんこ

アルファポリスでまったり小説掲載中です。 習作短編やSS、設定の裏話やボヤキなど。 ネタバレがある場合は件名に記載します。 ジャンル:人間模様>>恋愛、ファンタジー

つれづれとぼやく

障がいを持つ人が出てくる話を書きたいなぁ
なんとなく思い続けています。
別に障がいがあるからといって、
守られる話でも、否定される話でもなく。
ただ、フツーに、一緒にいる。
そんな話。
お涙ちょうだいな話じゃなくて、
日常として、書きたい。
というのも、先日、小中学校の同級生から連絡があり。
アレコレやりとりをしたのですが、
軽度の身体障がいがある友人でして、
なかなか、クラスメイトが慣れるまでには時間がかかったものです。
頭のいい子で、前向きで、いじられキャラで、
自分の身体のことを僻まず、
彼が希望校に落ち私が受かったときにも、
「よかったな」と喜んでくれました。
彼にもらった大切なものは、
私の中にたくさんあって、
それを…形にして残したいなぁ、
とぼんやり思っていました。
大人になってやりとりして、
やっぱり彼は賢い人で、
なんだか嬉しくなりました。
初めて彼と出会ったとき、
私は彼を守ってあげる側にいました。
それは、幼い私にとってはかなりの苦痛でしたが、
そのうち、他の女子も彼と自然に接するようになり、
彼も人並みに恋をするようにもなり、
クラスに溶け込んでいきました。
でも、彼はもう、自分で自分の人生を歩んでいます。
仕事を決め、生きる場所を決め、
自力で生きる形を模索しています。
それが、嬉しい。
一人の人として、彼が歩めていることが、嬉しい。
***
といって、私が彼に特別なことをしてあげた、というつもりはないのです。
ただクラスメイトとして、側にいただけ。
そして、できないことを、少し手伝ってあげただけ。
プリントをセロテープで机に張り付け、
ズレなくしてあげたりとか。
給食の後の器を、配膳台まで持っていったりとか。
しょっちゅう落ちる筆記用具を拾ってあげたりとか。
でも、他の女子は気味悪がって、
誰もしようとしなかったから、
ほとんど一年、私が隣の席に座ることになったのです。
大人になって考えれば、かなり過酷な小学生活でした。
男女で並ぶ座席だったので、もう片方の隣にはクラス1の乱暴者がいたりして。
「席替えをしても、その間から抜け出せない」
泣く泣く日記にそう書いていたことも覚えています。
その二人については、上手く対応できる女子が他にいなかったから、
先生も苦渋の選択だったのだろうと思いますが。
多分、私の母が母でなかったら、
私は潰れていただろうと思います。
結果、どちらの男子にも信頼を得て、
その他の男子にも信頼を得て、
ありがちなマウンティング女子とも一線を引き、
自分の地位を勝ち取るに到ったのですが…
ああ、そっか。
フツーの人が社会に出るまでに一つずつ経験する人間関係を、私は小学校の内に一気に経験してしまったのかも。
だから、そういう人間の面倒な一面を書けないのかもしれない。
馬鹿馬鹿しくて。幼稚すぎて。
むき出しのまま、正面からぶつかりすぎて。
散々傷つけられたけど、ほとんど自力で乗り越えてしまったから。
共感を得られる「お話」にはならないんですよね。
強く、ならなければ生き残れなかった。
「誰もがあなたみたいに強くなれるわけじゃない」
と言われる度、
「なりたくて強くなったわけじゃない」
と思い続けてきた。
強くならずにいられなかったのは、環境のせい。
強くなれたのは、愛してくれた家族のおかげ。
再び弱さをさらけ出せるようになったのは、
弱くても側にいてくれる夫と出会えたおかげ。
だから、
強くならざるを得なかった優しい誰かへ、
肩の力を抜いていいんだよと伝えたい。
弱さをさらけ出せる人、それでも側にいてくれる人が、
本当に大切にすべき人だよと。
『神崎くんは残念なイケメン』に繋がりますね(笑)
まさに、香子で描きたかったのはそれでした。
ぼちぼち、恋愛にこだわらず、書いていこうかな。

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