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まったりまったんこ

アルファポリスでまったり小説掲載中です。 習作短編やSS、設定の裏話やボヤキなど。 ネタバレがある場合は件名に記載します。 ジャンル:人間模様>>恋愛、ファンタジー

青春を描く

好きだった作家さんが路線を変えはじめたとき、がっかりしたことがあります。
「えー、それは他の人に任せて、この人には今のまま書いてほしかったなぁ」
……と思いつつ、見かければ読んでしまうのですが、やっぱりちょっと違う気がして。
作家の持つ個性は絶対あって、それがそのまま魅力になる。その辺り、自覚しないといけないんだなぁ、とそのとき思ったわけです。

…で、自分の作品に置き換えると、多分、青春っぽい話の方が得意なんだろうなと自認してます。
みずみずしさや純粋さ、ほのかな恋心。コントロールできない自己との葛藤、平凡な日常の中にある心の動き、小さな成長……
そういうものを描くのが得意なんだろうなと。
今までもらった感想から、そう思ってます。

そして、青春って若者の特権ではないんだな、と書いていて思います。
だから、大人の青春も描いていきたいなと。
そこには結構生々しい性の描写もあるけれど、思春期とさして変わらない葛藤もあって、弱さも欠点もあって、そんな自分を認めて乗り越える成長もあるんですよね。

阿久津の話もヨーコやジョーの話も、彼らにとっては青春なんだなー、と書きながら読み返しながら思ったわけです。
ヒカルの話とヨーコ&ジョーの話が同一の世界の中であるのも、だから私的には全然違和感がなくて。

…というか、人間的な成熟度で言うと、多分ヒカルはかなり大人なのですよ。阿久津とかヨーコとかジョーとかよりも大人。結婚前の政人よりも大人。
だから大学生になって政人に会うと、経験値が少ないから戸惑うだけで、人間性としては対等なイメージで書いてます。そんな大人になったヒカルに、政人は驚きつつちょっと切ない気持ちもありつつ、成長を喜んでいます。ほとんど「お前は父親か!」てくらいですが、一度情が移ると徹底的に移る男ですからね。

さて。ぼちぼちピュアなヒカルちゃんをまた書きはじめようかなと思った朝の、そんなつぶやきでした。

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