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まったりまったんこ

アルファポリスでまったり小説掲載中です。 習作短編やSS、設定の裏話やボヤキなど。 ネタバレがある場合は件名に記載します。 ジャンル:人間模様>>恋愛、ファンタジー

ナルナルの話(ネタバレあり)

神崎家シリーズでは、私の周りで聞いた、現実の残酷さや滑稽さ、意外な落とし穴や棚ぼた的な経験、をあれこれ詰め込んでいます。
ナルナルのエピソードも、その中のひとつです。
以下、ややネタバレのため畳みます。

高校最後の合唱コンクール。もっともやる気のないクラスだったのに、指揮者の解釈ひとつで優勝した経験があります。
それをもとに、吹奏楽部編を書きました。
指揮が変わると音楽が変わる。そう気づかせてくれたクラスメイトでしたが、ナルナルの言ったように、ピアノの経験がないからという理由で、音大を諦めたようでした。
ピアノを習っている子は学習力が高い、と本当かどうかわからない話を聞きますが、比較的進学率の高い母校ではピアノ経験者は九割ほどでした。(財的要因が大きい気もしますが…)
そのほとんどがピアノを使っての受験など考えもしないのに、習っていない一割の中のその子が、それを理由に夢を諦める皮肉。
現実の厳しさと同時に、大人が若者に抱けと言う「夢」とはいったいなんなのだろう、と思いました。
大人の事情で作った「試験」に夢を諦めさせられているわけですから。
そのクラスメイトがその後どうしたか、あまり仲がよかった訳ではないので分かりません。いい子だったので気になってはいますが…
多分フツーにいい人なんだろうな、今も。

当時私なりに感じた気持ちを残せたらと、このエピソードを書きました。
おとなというにはまだ幼く、子どもというには世の中が見えすぎている、思春期ならではの姿。
私自身はとても楽しんで書いています。
部活も勉強も恋も、一途で一所懸命な礼奈を羨ましく思いつつ、まだまだ話は序盤。
無事ヒーローと結ばれるまでがんばります!

*夏休みに入ったら、学校編から親戚編へ♪
子世代がわちゃわちゃしてる様子をお楽しみに!

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