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まったりまったんこ

アルファポリスでまったり小説掲載中です。 習作短編やSS、設定の裏話やボヤキなど。 ネタバレがある場合は件名に記載します。 ジャンル:人間模様>>恋愛、ファンタジー

『君は私のマリオネット』について徒然なるままに語ってみる

「どうせ適当に書いたんだろ」とか思われてるかもしれないなーと思ったんですが、これはこれで手を抜いたつもりもなく、楽しんで書いた作品でした。
(同時に、私の作風からすると「お前に求めてるのはそれじゃない!」となって評価は低かろう、とも思っていましたが)

私が書く作品は、基本的に「主人公が思い込みから脱却する」「無意識に自認していた役割から解き放たれる」→その先に見える未来、を描いていることが多いのですが、この作品だけは「変わらないことを選ぶ」主人公です。あえて、そうしました。

「変わろう」って、自分の何か一面を自覚したときに初めて思うんでしょうけれど、「変わりたい何か」が「自分を守ってきた何か」であると、変わることに結構な勇気がいると思うのです。

具体例を他キャラでいうと、ズボラ上司の春菜は「高望みしない」、神崎家シリーズでいえば、香子は「自立する」、政人は「他人と距離を置いて接する」。
…他のキャラは結構ややこしいな…ああそうか、だから読みにくいのか…(笑)

「変われる」ところは、多分「その人がもともと持っていた個性」とは別で、育った環境の中で社会性を身につけた結果だろうと思ってます。
だからこそ、自分の個性を押さえ付けてしまっている場合でも、怖くて外せない。無意識なリミッターとなっている。
それを思いきって外してみたら、結構視界が開けたりする。
大人だって、自分を大切にして、楽しく生きていいじゃない。
そういう話、を書いていきたいというか、私もそういう人間模様を描いて勇気をもらいたいんだろうと思います。

…で、その「変わる」努力を、作者もキャラクターも手放したのが『マリオネット』なわけで、だから当人はああいう結末を望むんですが、きっと全てはずっと「変わらない」のだろうと思います。
それもそれで、多分リアリティはあるんだろうなと思いつつ。

考えてみたら、サリーの話だけはどちらかというと主人公じゃなくて相手が変わるタイプの話ですね。無自覚でした。

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